神域〜春日大社〜


冬の厳しい寒さの中、鹿苑には乳白色の霞がかかる。

春の柔らかい日ざしの下で、緑の苑が命を育む。

深い神域の杜には、神がすむ。

奈良・春日大社は神秘の土地、不可思議の土地である。



銘花・砂ずりの藤。

狭い本殿の前に、大きな藤の木が枝を張り、
遠来の客の溜息を誘う。




咲きかけの房。
神域の藤は可憐で繊細。


まっすぐに伸びる砂ずりの藤。

この一途なまっすぐさに、美しさに、
人の心が叶うのだろうか。



春日大社への参道にある、万葉植物園。

ここもまた神域であり、"神苑"である。
白い藤花 <白野田>




春日大社の周囲を囲む深い杜。

その、昼なお暗い木立の隙間から、
神の使いである鹿が音もなく現れる。
(結構怖い)







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